がん闘病の森永卓郎氏 現在「要介護3」で月の治療費120万 一方で本の執筆の為31日間「完徹」成功と告白
原発不明がんと診断され、闘病中の経済アナリスト・森永卓郎氏が4日、東京・港区の増上寺で、文化放送のリスナー感謝イベント「浜祭」内で行われた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の公開生放送に出演した。
この日はフリーアナウンサー・吉田照美と大竹によるチーム対抗の歌合戦に参加。森永氏は高橋真梨子の「ごめんね…」を熱唱し、はつらつとした様子を見せた。
現在の病状は「要介護3」だといい、「医者はもう部屋から外には出れない状況だって言うんです」と説明。一方で、「普通にゴールデンラジオのスタジオにも行ってますし、8月は本を13冊書くのに、31日間完徹(完全徹夜)を続ける人体実験をやって成功した」と衝撃の告白をし、大竹は「普通の人間だと思っちゃダメだな」と驚きを隠せない様子だった。
また、大竹から闘病における1カ月の治療費について聞かれると、「120万円」だと回答。森永氏は著書をいくつも出版しているが、「本の売上は全部会社の売上なんで、治療費は自腹」だといい、「7月に全ての株と外貨を売ったので、あと2年は払えます!」と明るく話した。
来年の「浜祭」出演に意欲を示した中、「“死ぬ死ぬ詐欺”と言われてますけど、来月死んじゃってるかもしれない」とぽつり。一方で、この日の「歌合戦」には特別審査員として俳優の伊東四朗も出演したことを引き合いに、森永氏は「注目点は来年までに私と伊東四朗さん、どっちが先に死ぬか」とブラックジョークを言い放った。
「浜祭」には松崎しげる、さだまさし、光浦靖子、いとうあさこらも出演。計10万4500人が来場した。