木村太郎氏 米大統領選は「トランプ圧勝!」 自信問われ「100%本当は…」 過去もトランプ氏勝利を予想も1勝1敗
ジャーナリストの木村太郎氏は3日、フジテレビ系「Mr.サンデー」に出演。米大統領選の行方について言及した。
番組では、日本時間5日に投票が始まる米大統領選を特集。平均支持率がトランプ氏の48・4%に対してハリス氏が48・1%とほぼ互角と伝えた。一方、賭けサイトでの勝者予想も10月30日の時点ではトランプ氏が65・2%で、34・8%のハリス氏を大きく引き離していたが、3日時点ではトランプ氏51%でハリス氏が49%とほぼ互角となっている。
MCの宮根誠司が「太郎さん、支持率も賭けサイトもかなり拮抗しているんですが、ズバリ、どちらが?」と尋ねると、木村氏は「その前に、トランプが上いってるでしょ。一般投票で共和党の候補者が上いくのは、20年来のことなんですよ。それまで人口からいっても、人口の多い方が民主党なの。平均では必ず民主党の方が上にいくのに、今回トランプの方が上にいっているわけ」と分析。続けて「2016年も、2%(ヒラリー・)クリントンの方が上いってたでしょ。それをひっくり返したでしょ。(民主党候補が)上いってるのが当たり前なの。今回トランプが上いってるの、こりゃおかしいぞと思ってるわけ」と指摘した上で、「今回もトランプ圧勝!」と断言した。
宮根が「自信ほどは何%ありますか?」と問うと、「100%って言うのが本当なんだけど、不測の事態があるといけないから90%」と自信のほどを見せた。
自信の根拠を問われて、「世論調査で全部トランプが上いってるじゃないですか、ちょっとでもね。ちょっとじゃないんですよ、実は。隠れトランプがなくなったと世論調査の人は当初、言ってたんだけど、ここに来て隠れトランプがいっぱいいるぞと言い出したわけ」と説明。誰に投票するかと聞かれた有権者の23%、そのうちZ世代の48%が「嘘をつく」との世論調査を紹介し、「若い人がうそを付くのは、『トランプ』って言っちゃうと、その記録が残って、その後の就職だとかに影響するんじゃないかと、それで嫌がっている。だから世論調査って完全に信用できない道具になってる」と私見を述べていた。
木村氏は2016年の大統領選でトランプ氏の勝利を的中させたが、前回は、同番組でトランプ氏の「大勝」を予測も「僕は負けた」と敗北宣言していた。