高橋洋一氏 米大統領選の行方を予想「たぶんなっちゃう」衆院選は的中 2日のTVで「トランプ氏287獲得勝利」も

 ドナルド・トランプ氏
 米ペンシルベニア州で支持を訴えるトランプ前大統領(共同)
 米ペンシルベニア州で支持を訴えるハリス副大統領(AP=共同)
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 元財務官僚で経済学者の高橋洋一嘉悦大教授が5日、YouTubeチャンネルで動画を配信。日本時間5日夜から投票が始まる米大統領選を占った。

 2日に出演した「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」では、トランプ氏が獲得する選挙人は246~312で、一番確率が高いのは287人で勝利と予想した(選挙人の定員は538。過半数は270)。

 しかし、その後、トランプ氏の集会で応援演説に立ったコメディアンが「プエルトリコはゴミの浮島」と失言する問題が勃発。高橋氏は、「あっという間にトランプの支持が下がって、こっちも焦っちゃって、あれ?どうなるんだろうと思って、月曜日に勝率が5割くらいになっていると。ちょっとたって見たら、また盛り返していて…」とギリギリの攻防を説明した。

 結論「もうよく分からないな。盛り返していても、僅差であることは間違いないです」とコメント。衆院選では「自公で215±20」と予想を的中させた統計のスペシャリストも、予測不能な状況であることを認めた。

 各州ごとに得票率が僅差だと再集計になるという規定があり、「そうじゃなくても、申し立てたら僅差になるの。再集計にたぶん、なっちゃうだろうと。再集計になったら、決まらないんですよ」と越年や訴訟合戦となることすらありうると予測した。

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