長塚京三 12年ぶり主演映画「敵」で東京国際映画祭の最高賞など3冠「ぼちぼち引退かなって思った矢先」と驚き

 第37回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが6日、都内で行われ、俳優・長塚京三が主演する映画「敵」(来年1月17日公開)が最高賞「東京グランプリ/東京都知事賞」を獲得した。同映画祭で日本作品が受賞するのは2005年の「雪に願うこと」以来19年ぶり。長塚自身は最優秀男優賞、吉田大八監督も最優秀監督賞を受賞し、3冠を成し遂げた。

 長塚は映画祭内でのレッドカーペットイベントを回想し「おとといですか、レッドカーペットの上を歩かせていただいて、それで2晩たったら急にこういう事態で。急なことでびっくりしてまごまごしてます」と驚きつつ、喜びを語った。

 自身12年ぶりの主演映画となった「敵」については「(主人公が)年を取ってひとりぼっち助けもなく『敵』に閉じ込められてしまう作品」と紹介。一方で「結構、味方もいるんじゃないかと思った」と笑顔を見せた。

 また「ぼちぼち引退かなって思った矢先だったので、うちの奥さんはがっかりするでしょうけど、もうちょっとここの世界でやってみようかなと思いました。東京国際映画祭、ありがとう、味方でいてくれた皆さんありがとう」とユーモアたっぷりに感謝を口にした。

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