池上彰氏 トランプ氏「24時間で戦争終結」豪語→ウクライナ支援やめ降伏圧力の見方指摘「仲良いプーチン大統領に有利な形では」と
池上彰氏が6日、米大統領選の開票速報特番として拡大放送されたテレビ朝日「ワイド!スクランブル」に出演。ドナルド・トランプ氏(78)がロシアとウクライナの戦争に関して「24時間以内に戦闘終結できる」と発言している件について分析を行った。
「一体どうするんだろうということが、はっきりしないが、おそらくウクライナへの支援を全部やめる形で、結果的に降伏しろと圧力をかけるのではないかということなんですね」と解説した。
現在米国はウクライナ支援は「融資」の形で行われていると説明。「トランプさんが大統領になると、全部返せと圧力をかけるんじゃないかと言われている」と指摘した。
「ウクライナが戦闘が継続できないような形で、戦闘を終結させようとしているのではないかとみられている」とし、「特にトランプさんはロシアのプーチン大統領と非常に仲が良かったり、これまで何度も電話をしていたとの情報も入ってきていますので、プーチン大統領に有利な形で解決しようとしているのではないかということですね」と語った。