右胸全摘手術、無事成功の梅宮アンナ「胸には悪いがホッと」 一方で「命かける勢い」の髪には強い思い
タレントの梅宮アンナが8日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、前日に終えた右胸全摘手術後の心境を明かした。
アンナは8月に乳がんであることを公表。抗がん剤治療を経て、7日に右胸全摘手術を無事に終えた。
アンナは10月26日に番組の単独取材を受けており、手術前の心境を赤裸々に告白。右胸を全摘する恐怖や喪失感はあるか?と聞かれ「(右胸は)全部がんなんです。そうなると、早く取ってくれとなる。爆弾抱えて生活している状態なので。早く体から切り離さなくちゃとなった。一刻も早く取らないと命に関わる」と、喪失感よりも命がなくなるかも…という恐怖の方が勝っていたという。
右胸を切除した後に、乳房再建術を受ける可能性については「今はリアルな状態で作れる技術がある」としながらも「でも、いらないなって思った。一度がんになるとずっとお付き合いをしていくことを考えると、検査するわけですよね、何カ月かに1回。作ったら邪魔かなって」と乳房再建は行わないとした。
一方で、抗がん剤で髪の毛が抜けていくことには「それを一番最初に聞いた。私は髪の毛にすごい、命をかける勢いの…笑っちゃうかもしれないけど、髪型を意識して生きてきたので、髪の毛がなくなるって考えられなくて。髪の毛なくなるなら抗がん剤やりたくないって思うぐらい…」と、髪の毛の喪失には強いショックを受けていたという。
そして7日、3時間19分の手術は無事に成功。アンナは番組へ、手術を終えた心境について「(右胸と)サヨナラしてホッとしていて、胸には悪いがホッとしています。右胸というより、がんの塊。傷口は痛み止めを飲んでいてそんなに痛みはありません。さすがに今日は傷跡みなくていいかな」とのコメントを寄せていた。