中村獅童 「十二月大歌舞伎」の「あらしのよるに」へ長男&次男が参加に感慨「まさか出演するなんて」

 歌舞伎座「十二月大歌舞伎」に出演する中村獅童(右)と尾上菊之助
 歌舞伎座「十二月大歌舞伎」に出演する中村獅童(右)と尾上菊之助
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 歌舞伎俳優・中村獅童(52)、尾上菊之助(47)が8日、都内で歌舞伎座「十二月大歌舞伎」(12月3日初日)の取材会に出席した。

 第1部では、きむらゆういち氏原作の「あらしのよるに」を絵本発刊30周年記念として上演する。94年に発刊されて以来、狼・がぶと山羊・めいの種族を超えた奇跡的な友情物語として人気を博し、2015年に新作歌舞伎として初演されていた。

 作品には獅童の長男・陽喜、次男・夏幹が出演する。「思い入れのある作品。まさか『あらしのよるに』に出演するなんて。作った当初は陽喜も夏幹も生まれてませんでしたから」と感慨深げ。配役についても獅童は「どっちが狼になるかで喧嘩になるかなと思ったら、喧嘩にならず陽喜はめいをやりたい。夏っちゃんは僕はがぶでいいと。もめることはなかった」と笑みをこぼした。

 「十二-」は、澤村國矢が二代目澤村精四郎襲名披露公演にもなる。菊之助は「精進、研鑽を積んだ國矢さんだからこそ、師匠の精四郎さんのお名前をお許しになられて継がそうと思われたわけで、そういう方だからこそ、私も刺激を受けますし、さらに精進をしなければいけないという気持ちにもさせられます」と身が引き締まる思いと明かした。

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