自民25歳・大空幸星氏、両院議員懇談会で発言「もしこの懇談会をガス抜きと思っていたら自民に未来はない」
衆院選で比例復活当選を果たした自民党の大空幸星氏が8日、Xを更新。「青年局の意見交換会と、15年ぶりの両院議員懇談会」が行われ、自身が発言した内容を記した。
テレビのコメンテーターなどでも活躍した大空氏は東京15区から立候補。落選するも比例で復活当選し、最年少の25歳で衆議院議員となった。
大空氏は7日に「青年局の意見交換会と、15年ぶりの両院議員懇談会」に出席し「新人ではありますが挙手・発言しました」と報告。内容については「まず申し上げたのは、懇談会のアウトプットについて。もしこの懇談会を『ガス抜き』と思っているのであれば、自民党に未来はありません。執行部には、『聞いて終わり』ではなく、意見を集約した上で具体的な行動に移すようお願いしました」と、形だけの報告会ではなく、きちんと行動に移して欲しいと訴えた。
自民党は今回の選挙で若者からの支持が薄かったとされるが「この反省の結果が、SNSの強化といった表面的な対策にとどまらないように注意が必要です」とも呼びかけ。国民民主党がSNSを活用し、大幅に議席を伸ばしたが「間違っても『ワンイシューの短い動画を自分たちも作れば良い!』で終わらせてはいけない。もはやそんな次元ではない」ともつづった。
一方で自民党については「このような意見や批判を総裁や幹事長を含む執行部と200人の国会議員が集まる場で、1年生議員でも忌憚なく述べられる環境があるのも自民党の強みです。自民党が徹底的に変わる最後のチャンスです」と、党の強みもアピールしていた。