宝塚 専科・凪七瑠海 19年ぶりサヨナラショーで本拠地に別れ「愛する場所を去るのは相当な勇気が必要でした」
2025年1月19日付で退団する宝塚歌劇団専科スターの凪七瑠海(なぎな・るうみ)が10日、本拠地・宝塚大劇場に別れを告げた。「エンジェリックライ/Jubilee」本公演後にはサヨナラショーも開催され、「パッション・ダムール」や「蘭陵王」など代表作を歌い踊った。
トップスターやトップ娘役以外で星組・愛月ひかる(21年12月)、月組・美弥るりか(19年6月)らがいる。専科での単独サヨナラショーは樹里咲穂(05年7月)、初風緑(05年11月)が最後で実に19年ぶりとなる。
凪七は2003年、89期生として首席入団。すらりとした舞台映えする貴公子然とした男役として人気を得たが、男役ながら娘役として「エリザベート」でタイトルロールを演じた。16年9月に専科へと異動後も、各組に主要な役で出演。外箱で主演するなど、独自の活躍を見せた。23年にはトップ、もしくは次期トップの主演が慣例の全国ツアーでも主演するなど、異例尽くしのスターとなった。
最後の大階段を正装の黒紋付に緑の袴姿で降りてくると、専科から瀬央ゆりあ、同期で元花組トップの明日海りおから花束を受け、思わず笑顔。「人生の全てだった宝塚。勇気を持っていろいろなことに飛び込み、挑戦し、乗り越えてきました。最後に勇気を持ってやったのは退団という決断でした。愛する場所を去るのは、相当な勇気が必要でした」とあいさつ。「いま最高に幸せと言い切ることができるのは、みなさまからのたくさんの愛にほかなりません。凪七瑠海に出会って下さった全ての方々、長年応援支えて下さった全ての方々に最大の愛と感謝を込め、22年間本当に有り難うございました」と深々と頭を下げた。
また花組スターの綺城ひか理(あやき・ひかり)、泉まいらも同公演で退団する。
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