社民・大椿副党首 兵庫県知事“出直し出馬”の斎藤元彦氏を糾弾「選挙に出てはならなかった」 維新を「製造責任者」と追及も
社民党副党首の大椿裕子参院議員が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。17日に投開票される兵庫県知事選挙に出梅している斎藤元彦前知事を「選挙に出てはならなかった」と糾弾した。
大椿氏はXで、兵庫県知事選に関し、斎藤氏が猛追しているとの情勢調査を受け「兵庫県でのアメリカのトランプ現象に似たことが起きている」としたジャーナリストの記事を引用。「公益通報者を守らなかったと言う一点で十分! #さいとう元彦 前兵庫県知事は選挙に出てはならなかった」と厳しく非難した。
さらに「また、その製造責任者である維新も同様」と、2021年の当選時に斎藤氏を推薦した日本維新の会の責任を追及。「さいとう氏を勝たせるために出ているN国は、さらに状況を混乱させている」と、同選挙に立候補している立花孝志氏も批判した。この投稿には「条件合えば、誰でも出られる」「公民権停止にもなっていない #斎藤元彦さんについて『選挙に出でてはならなかった』と言い切る」などの批判意見が多く寄せられた。
大椿氏は3月、参議院厚生労働委員会で、1942年に山口県の長生炭鉱で起こった海底坑道の水没事故について言及し、朝鮮人労働者の水没者遺骨調査に関して質問した様子をXに投稿。「日本国籍の人のためだけに政治があると思っているところが間違いです」と持論を展開して賛否両論の物議を醸していた。