ウエストランド井口 増殖する「芸歴ロンダリング」芸人に激怒「本当に面白くない、うまいだけ」
M-1王者のウエストランド井口浩之が12日、テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」で、芸歴をリセットして養成所に入り直す、いわゆる“芸歴ロンダリング”について「お前なんか一つも強くねえからな!」と言い切った。
この日は若手芸人の本音を聞く回。2年目というシティーハイツ2がNSCに入学したものの、同期のほとんどが「大学お笑いで経験値を貯めてきた」人か、「他の事務所で経験値貯めて、芸歴リセットで強くてニューゲームしてるヤツ」だといい、未経験の人間の肩身の狭さを訴えた。
これに井口は「今はいろいろ経てNSCに入り直す人が多いらしい」といい、番組ではこれを「芸歴ロンダリング」と命名。「すでに芸人として活動しているのに養成所に入り直して1年目になること」と説明している。
井口は、この芸歴ロンダリングをしている芸人たちへ「数年やったところでお前なんか強くねえからな。一つも強くねえぞ」とバッサリ。久保田かずのぶも「途中で辞めて下に来てるんだから」と同意だ。
井口が所属するタイタンにも「養成所ができた」といい、そこに経験者も入ってくるが「その中で勝つんですけど、本当に面白くないですよ、うまいだけ」とバッサリ。「7、8年やってうまいだけなんて、なんにもならないから」とも語り、久保田も「ロンダリングするような嘘つきがおもしろいわけないんだよ」と断じた。
「掛け合いだけ達者で、見たことがあるような感じでやるけど、それじゃない、みんなが好きなのは。評価されるのはそこじゃない、芯のあるやつが勝つ」とも語り、久保田も「周りの武器は気にするな」。
さらに芸歴ロンダリング芸人の特徴として「じゃあ同期な?ってなると、実は7年目とかマウント取ってくる。情けねえ。プライドだけはあるんだよ」とも言い、シティーハイツ2へ「お前がぶち壊せ!」と訴えていた。