遠藤憲一のウエディングドレス姿、笑うどころか泣けてくる 見れば見るほど老婆の演技力にネット拍手
テレビ朝日系ドラマ「民王R」は12日、第4話を放送。毎回、誰かと入れ替わってしまう総理の武藤泰山(遠藤憲一)が、今回は青森に住む瀕死の老婆・トメ(丘みつ子)と入れ替わってしまう。爆笑展開になると思われたが、遠藤の演技力にネットも涙する意外展開となった。
この日の「民王R」では泰山はくも膜下出血で瀕死の状態の老婆・トメと入れ替わってしまう。息を引き取るのも時間の問題と言われるも、「こんなところで死ねない」という泰山の執念で、三途の川から帰ってくる。
一方、総理と入れ替わったトメは「これで自由になれる」と大喜びで官邸を飛び出してしまう。夫(伊武雅刀)に尽くし続けたトメは、やりたいことも我慢してきた人生。おいかけてきた優佳(あの)は、トメの住所を聞き出そうとするも、やりたいことをやってからというトメは住所を小出し。
ファストフードでバイトをし、大きなパフェを食べたり…。いい加減住所を教えるように言う優佳だったが、トメは「まだやりたいことがある」といって優佳をウェディングドレスの試着ヘ連れていく。
優佳にドレスを着せ、しみじみと見つめるトメ。自分の結婚式では夫のいいなりで着たかったドレスを着られなかったトメは「選べるって素敵な事よ」とポツリ。それを聞いた優佳はトメ(外見は泰山)にもドレスを着せる。腰が曲がった完全なおじさんのドレス姿に「どう?笑っちゃうでしょ」と自虐するも、鏡に映ったドレスに若い頃の自分を見たトメは「ありがとうね」と感謝する。
ネットでは、見た目は完全におじさんながらも、遠藤がどんどんおばあさんに見えてくると、その演技力に驚く声が多数。「エンケンさんのトメさんがあまりに素晴らしくて、かなり序盤からボロボロ泣いてたら、優佳さんがまた泣かせに来て…」「エンケンさんの演技が上手すぎて、完全にトメさんだった」「今回のは本当に感動で後半涙流しながら見てました」「めちゃめちゃ泣いた。ずっと泣いてた。鼻水ズビズビ…エンケンさんのお芝居がすごいし、お話も面白い。笑えるのに泣けるってすごいこと」など、話題となっていた。
次回の「民王R」では、泰山は14歳の少年と入れ替わる。