「鎌倉殿」俳優、歓喜 7年半通った早大時代のトラウマを俳句に「青春の伏線回収!」
俳優の矢柴俊博が14日、TBS系「プレバト!」で早大時代のうっかり過ぎる体験を俳句に詠み、見事才能ありの1位を勝ち取った。
「うっかり」が兼題のこの日、矢柴が読んだ句は「網棚に 置きし卒論 冬の朝」。誰が読んでも映像がありありと浮かぶ句だ。
矢柴は「うっかりばかりの人生なんですけど、その中でベスト3に入るうっかり」と切り出し「朝までかかって文学部の卒論を書き上げて、電車に乗って読み返して、ボーッとしながら、目の高さに網棚があったんで、そこに置いて。大学に向かったら手に(卒論が)なく、網棚に忘れたんだと…」と説明した。
結果「それで留年しまして。最終的に7年半、大学に通うことに。これだけのせいじゃないんですけど」と苦笑いだ。
松井いつき先生は「17音でエピソードを書くのは難しいが見事」と絶賛し「この後、どうしたんだろうとか、心情とか、それらが全部読み手にストレートに伝わってくる」と絶賛だ。
矢柴はXでも大喜びで「あの日のトラウマ級のうっかりミスが、今初めて意味あるものに変わりました。青春の伏線回収!ありがとう俳句!」とつぶやいていた。
矢柴は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、蹴鞠のコーチとしても話題をさらった平知康役や、テレビ東京「きのう何食べた?」で、シロさんの買い物友達・佳代子さんの夫・富永役で話題。