国民民主党の榛葉賀津也幹事長が１５日、会見を開き、最後に突然、歌手、お笑いなど幅広く活躍するタブレット純の名を挙げる一幕があった。

　首班指名後、初の定例会見となったこの日、榛葉幹事長は集まった記者からの質問に答えていった。会見は同党の公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルでライブ配信された。

　そして会見を終えた後、榛葉幹事長は突然「我々もずっとタブレット純だったんですよ。全然売れずに…」と言い出した。特に記者からタブレット純についての質問は上がらなかったが「タブレット純の支援者はタブレット純に売れて欲しくないんだから。タブレット純も人気出なくていいっていってる。それが一気にここまできたんだから、しっかり頑張っていきたいとおもいます」とタブレット純と国民民主党を重ねた。

　そして「タブレット純、好きなんですよ。昭和歌謡はいいね」としみじみ。「純様のファンはタブレット純に人気出て欲しくないと思いますが、国民民主党のファンは国民民主党に人気出て欲しいと思っていると思いますから、頑張ります」と締めくくっていた。

　タブレット純は「和田弘とマヒナスターズ」に芸名・田渕純としてボーカル加入。和田氏が亡くなるまで２年、同グループで活動した。その後、お笑いにも活動の場を広げ、ムード歌謡漫談という新ジャンルも確立している。