斎藤元彦前知事の演説に聴衆殺到 神戸・三宮で最後の訴え 通行規制も 兵庫県知事選17日投開票
自身の失職に伴う兵庫県知事選に出馬した斎藤元彦前知事(47)が16日、神戸市内で選挙戦最後の街頭演説を行った。
選挙カーに上がった斎藤氏は「ここまですごいとは想定していなかった」と、集まった人の多さに驚きの表情。会場の神戸市・三宮のセンター街西側は、斎藤氏到着前から聴衆で埋まった。
アーケード両脇の建物2階部分をつなぎ、会場を見渡せる橋の上にも人が殺到。橋の下の聴衆から「危ない!」「橋が折れる!」との飛んだ。関係者によると「『橋が曲がっていたように見えた』と言っている人もいた」といい、橋上と真下の通行を規制する事態となった。
立候補したのはいずれも無所属の7人で過去最多。元尼崎市長の新人稲村和美氏(52)と再選を目指す斎藤氏が競り合う展開になっている。