三代目JSB 博多が燃えた ド派手にドームツアー開幕 7人一丸!来年15周年へ弾みついた
男性7人組ダンス&ボーカルグループ・三代目 J SOUL BROTHERSが16日、福岡・みずほPayPayドーム福岡で、四大ドームツアーを開幕させた。ツアーと同タイトルの最新アルバム「ECHOES of DUALITY」を引っさげて挑む、7度目のドームツアー。来年控えるデビュー15周年への足掛かりとすべく、初日からぶっ飛ばした。
7人が放つ圧倒的王者の風格に、3万5000人のMATE(ファンの呼称)がKOされた。1曲目の「DEVELOP」に続き、ヒット曲「J.S.B. DREAM」を“起爆剤”代わりに連投。恒例のハンドサインを頭上で作るØMI(37)が「掲げろエブリバディ!」とあおり、会場は一体化。破壊力抜群のパフォーマンスで、会場をたきつけた。
今ツアーは「二面性」がコンセプト。7人が一枚岩となってパワーを届けるべく、セットを端に寄せたエンドステージを組んだ。ボーカルはメロウからアッパーまでを自在に操り、二面性のある歌い方を提示。NAOTO(41)や岩田剛典(35)らパフォーマーはバチバチにダンスを決めるだけでなく、マイクを握ってラッパーへ“ジョブチェンジ”もしてみせた。
ド派手にツアーを開幕させ、今市隆二(38)は「今年に入って新コンセプトを掲げ、新たな挑戦としてドームツアーを目標にやってきた。ツアーがスタートできてうれしく思う」と感激。ØMIは「こんなにも素晴らしいファンの皆さんが待ってくれていて、本当に感謝です!」と頭を下げ、来年11月に迎える節目に向けて「次に向けた1歩となるツアーになる気がしている。行き着いた先が来年の15周年なのかな」と未来を想像した。
新曲10曲をふんだんに取り入れた全26曲を乱れ打ちし、息つく暇なしの2時間。初日からツアーのハイライトとなる絶景を作り出し、来年の15周年へ助走を付けた。