「サンモニ」識者 トランプ政権の閣僚人事に苦言続々「ここまでふさわしくない人を選ぶのは難しい」
17日放送のTBS系「サンデーモーニング」内で、アメリカの第2次トランプ政権における閣僚人事について特集。コメンテーターは一様に批判的な意見を述べた。
番組では冒頭から、トランプ政権の閣僚人事のニュースを報道。国土安全保障長官のクリスティ・ノーム氏については「飼い犬を射殺した」と発言して物議を醸したと、厚生長官のロバート・ケネディ・Jr.氏については「新型コロナワクチンに関する陰謀論を広めるなど、著名な反ワクチン論者」と紹介した。
国防長官のピート・ヘグセス氏に関しては「過去に女性への性的暴行の疑いで捜査を受けていたとも報じられている」と紹介。さらに司法長官のマット・ゲーツ下院議員については「少女買春の疑いで司法省の捜査を受け、薬物疑惑でも調査が続いていた人物」とした。
主要閣僚の問題点を列挙した上で、コメンテーターの寺島実郎氏は「トランプが主導しているように見えるけど、僕から見るとトランプの劣化がすごい」と発言。みたらし加奈氏は「『Make America Great Again』の名の下に、反女性、反多様性が掲げられるんじゃないかという懸念を感じています」とし、松原耕二氏も「すべてとは言いませんけど、ここまでふさわしくない人を選ぶのは難しいんじゃないかと思うぐらい、ひどい人事。国として大丈夫なのと」とバッサリ切り捨てた。