女優の清野菜名（３０）が、来年１月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「１１９エマージェンシーコール」（月曜、後９・００）で主演を務めることが１８日、分かった。月９初主演、初のゴールデン帯（午後７時～９時５９分）ドラマ主演、３０代１発目のドラマという“初尽くし”の作品に挑む。

　消防局の通信指令センターを舞台に、１本の電話で命をつなぐ指令管制員たちのリアルを描いた作品で、清野は、横浜市消防局・指令課３係の指令管制員・粕原雪を演じる。通話の応答でヒントとなるわずかな情報も見落とさない適性があるが、周囲を振り回してしまうこともある新人指令管制員という役どころだ。

　緊迫した世界観をリアルに表現するため、横浜市消防局が全面協力。大型のマルチディスプレイ＆システム監視制御装置などの最新の消防指令センターをセットで完全再現し、個性的な指令管制員たちが困難な状況にチームとして立ち向かい、成長していく群像劇を鮮明に映し出していく。

　月９初主演の清野は「素直にうれしかったです！実は２０代前半の頃に月９のオーディションも受けたりもしまして、かなわなかった夢がようやくかない、３０歳になり、最初のドラマで月９の主演をさせていただけること、とても光栄に思っています」と感激。「ドラマを通して、１１９番の必要性をしっかり伝えていけたら」と願った。