女優の上白石萌音（２６）が来年１月期のテレビ東京系ドラマ「法廷のドラゴン」（１月１７日スタート、金曜・後９・００、初回は１０分拡大）に主演することが１８日、分かった。上白石は同局のドラマで初主演となる。バディ役として高杉真宙（２８）も出演する。

　将棋とリーガルドラマという異色な組み合わせで、脚本は完全オリジナル。上白石は才能にあふれ、初の女性プロ棋士を目指していたが、あるきっかけで弁護士の道を歩むこととなった天童竜美を演じる。将棋で培った先読みの力を駆使しつつ、周囲の空気はまったく読まずに法廷での勝利の定跡を導き出すという。普段は眼鏡姿で物静かな天童だが、ここぞの場面では和装をまとい“勝負師”に変貌するという。

　「将棋も法律もゼロからのスタート」だったという上白石。「『将棋×法廷』という珍しい掛け合わせに無性に心が躍った」といい、「今ではどちらも大好きです。その魅力が観る方にも伝わるドラマになっていると思います」と、作品の出来栄えに胸を張った。

　高杉は、天童が所属する弁護士事務所の所長兼弁護士を演じる。