NHK 旧ジャニーズ勢の紅白出場は「ありません」と明言 Nスペとの関連は否定「影響がある理由がわからない」
大みそかに放送される「第75回NHK紅白歌合戦」の出場者42組が19日、発表され、昨年44年ぶりに出場者がゼロとなっていた、STARTO ENTERTAINMENT社(旧ジャニーズ事務所)の所属のアーティストは今年も出演しないことが確定した。
番組の制作統括担当が発表会見終了後、報道陣の取材に対応。STARTO ENTERTAINMENTのタレントに対して「実際に、交渉はさせていただいております」とした上で、「今回は、STARTO ENTERTAINMENT社の所属する方の出演はありません」と明言。追加で参加が決定する可能性もないとした。
詳細については「STARTO社との話でそうなった。詳細はお控えさせてください」と回答。同局では10月20日にNHKスペシャルとして「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」を放送し、ジャニー氏の性加害についても掘り下げて報道したが、紅白との関連性は「そこはなかったです。逆に影響がある理由がわからない」ときっぱり否定した。
NHK紅白歌合戦には、旧ジャニーズ事務所時代から多くの所属タレントが出場者に名を連ね、2022年には6組が出場。だが昨年、故ジャニー喜多川氏の性加害問題が表面化したことで、紅白も1979年以来44年ぶりの出場者ゼロとなっていた。