元宮崎県知事の東国原英夫が１９日、自身のＹｏｕＴｕｂｅに「兵庫県斎藤知事に対する私の言動で不快な思いをされた方、全ての方にお詫びを申し上げます」と題した動画を投稿し、謝罪した。

　前兵庫県知事の斎藤元彦氏が１７日の選挙で再選したことを受け、１８日午後１１時２０分に動画を撮影したという。

　東国原は「地方自治を勉強している人間、携わったことがある人間として、民意は大変重たい。最大限尊重されなければならない。そういう意味で、今回、私の言動で、不快な思いをされた方すべての方に、この場を借りてお詫びを申し上げたいと思っております。どうも申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

　またこれまで「数百回以上」の選挙を見てきたという自らの経験をふまえても「今回の選挙っていうのは、特異な、特筆すべき選挙だった」と分析。「今後も地方自治体をウォッチし、研究し、地方自治を愛する人間として、兵庫県政を注視していきたい」と話した。

　東国原は１８日、ＣＢＣ・ＴＢＳ系「ゴゴスマ」に生出演した際、斎藤知事に対し「ＳＮＳでものすごい批判の声があがっている。謝罪しろ、謝れ、と」と話し、「ということなので、どうも申し訳ありませんでした。一応、不快な思いをさせた人たちには謝るのかなと」と頭を下げていた。そして「なぜ問題提起をした人間が謝罪しろ、ということになるのか。ネットの論調ってこういう論調なんですよね。どうなのかな」とも話していた。