百条委メンバーは議員 専門家指摘「SNSで次の選挙で落とすぞと言われたら攻撃の手は鈍くなる」
TBS系「ひるおび!」では、兵庫県の百条委員会について取り上げた。百条委員会のメンバーが議員であることから、専門家は議員も「民意への配慮をせざるを得ない」との意見を述べた。
番組では斎藤知事に対する百条委員会について取り上げた。25日には3回目の百条委員会が開催予定だが、同日に政府主催の全国知事会があるため、斎藤知事は同委員会の出席は「難しい状態」だとしている。
この百条委について、法政大学大学院の白鳥浩教授は「百条委員会のメンバーは議員。そのため自分への支持も考えなくてはならない。『斎藤知事をいじめるな』となると困る。民意への配慮をせざるを得ない」とのコメント。
恵俊彰からさらなる解説を求められ「議員の方も選挙で選ばれないといけないということがあるので、今、斎藤知事の支持率が高まっているところで、斎藤さんに対しどこまで切り込んでいけるのか」という問題点を指摘。「例えば、SNSで『次の選挙で落とすぞ』とか言われたら、攻撃の手は鈍くなりますよね」との心配も述べていた。