ミステリーの名手・上川隆也 謎の探偵役でフジ系ドラマ主演「ミステリーファンにもドラマ好きにも」
俳優の上川隆也(59)が、来年1月15日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「問題物件」(水曜、後10・00)で主演を務めることが21日、分かった。作家・大倉崇裕氏の同名小説を実写化したミステリードラマ。数々のミステリー作品で存在感を放ってきた“ミステリー界の名手”である上川が、謎の探偵役に挑む。
今作は、不動産物件で起こる事件の謎を、頭が切れるヒーローとお人よしのヒロインが解決していくミステリー。上川が演じる犬頭光太郎は、うさんくさい見た目と雰囲気を醸し出す“謎の男”という役どころ。不動産会社に風のように現れ、人並み外れた記憶力と推理力で謎を解決し、風のように消えていく。
上川は、17年放送の「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」以来、約8年ぶりの同局系連ドラ出演。フジテレビ制作の連ドラに限っては、初主演となる。久々に同局系で連ドラ出演することに対し、「主演としてお迎えいただけることを本当にうれしく思います。だからこそ、精いっぱい努めたい」と歓喜した。
プロデュースを務める同局の江花松樹氏は「コメディーからシリアスまで…変幻自在の演技力を持つワンダフルな上川さんをお迎えして、ワンランク上のエンターテインメントをお届けできれば」と気合。上川も「ミステリーファンの方にも、純粋にドラマ好きの方にも楽しんでいただけるような作品にしたいと思います」と撮影へ意気込んだ。