なにわ男子・長尾謙杜 劇場映画初主演 こども食堂が題材の感動作「すごく素敵なお話」

 なにわ男子・長尾謙杜が主演する映画「おいしくて泣くとき」のポスタービジュアル。下は當真あみ ©2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会
 映画「おいしくて泣くとき」の原作書影 ©角川春樹事務所刊
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 なにわ男子の長尾謙杜(22)が、映画「おいしくて泣くとき」(来年4月4日公開)で劇場映画初主演を務めることが21日、分かった。ヒロインは女優・當真あみ(18)が演じ、2人で感動の物語を紡いでいく。

 NHK大河ドラマ「どうする家康」や「岸辺露伴ルーヴルへ行く」に出演するなど、俳優としても躍進する長尾は、念願の初主演作について「タイトルを見て、『おいしくて泣くとき』ってどんな時だろう、よっぽどおいしいのかなと考えましたが、台本を読んでみたらすごく素敵なお話でした」とユーモアを交えて説明した。

 原作は人気作家・森沢明夫氏のこども食堂を題材とした同名小説で、「初恋、友情、突然の別れ」が描かれ、Amazonのレビューでは「泣いた」「感動した」といった声が続出した。幼くして母親を亡くした心也(長尾)と、家に居場所がない同級生の夕花(當真)は、ひょんなことから「ひま部」を結成し、互いに距離を縮めていくが、ある事件をきっかけに夕花が姿を消してしまう-というストーリーだ。

 長尾は「今回オファーをいただいたことで学べたことがたくさんあります。作品を通して気付いていただけることがたくさんあると思う」とアピールした。

 當真も「長尾さんを始め素敵な俳優の皆さん、そして温かいスタッフの方々のおかげで、一つ一つ大切にのびのびと夕花を演じられた」と振り返り、「誰かを思いやる気持ち、その気持ちがもたらす温かい幸せを、ぜひ劇場で見ていただきたいです」と呼びかけた。

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