伊原剛志“師匠”桂雀々さん悼む 16年に弟子入り「“雀々や剛々”という名前も頂きました」
落語家・桂雀々(本名・松本貢一=まつもと・こういち)さんが20日に肝不全のため死去したことが22日、分かった。64歳。大阪府出身。所属事務所が発表した。葬儀はこの日、近親者で執り行った。後日「お別れの会」を開く予定という。
俳優・伊原剛志(61)が雀々さんの訃報に接し、所属事務所を通じてコメントを発表した。伊原は2016年4月に雀々の独演会を鑑賞したことで落語への挑戦を決意し、雀々さんへの弟子入りを志願。同年12月に雀々さんの独演会で前座として落語家デビューした。
伊原は「雀々師匠の訃報を聞きただただ驚くだけです」と心境を明かし「私が落語をやりたいと申し出た所、直ぐに承諾してくれ“雀々や剛々”(じゃくじゃくや ごうごう)という名前も頂きました」と述懐。「歳も近く兄貴の様な優しい師匠でした。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。