「鳥貴族」創業者・大倉忠司氏が出演「お客様を貴族のように大切にしたい」命名、社名変更は「海外進出の本気発信」

 「鳥貴族」でおなじみの株式会社エターナルホスピタリティグループ・代表取締役社長CEOの大倉忠司氏(64)が24日、テレビ大阪「関西リーダー列伝」に出演。創業から現在、そして海外進出への思いまで語った。

 全国で600店を超える巨大チェーンを一代で築き上げたのが創業者・大倉氏。東大阪市に生まれ、父は玩具製造会社の創業者で「祖父も、周りがほとんど自営業だった」。高校卒業後、辻調理師専門学校を卒業し、リーガロイヤルホテルに就職。22歳でなじみの店の店主に誘われ、焼き鳥店を一緒に。25歳だった1985年、「外食産業日本一」を目指し、「お客様を貴族のように大切にしたい」との思いで「鳥貴族」と命名し、起業。一号店は東大阪市で9坪だった。

 今年5月、社名を「エターナルホスピタリティグループ」に変更。「海外に進出する、本気だ、というのを発信したかった。第2の創業の思いで。永遠(エターナル)に続く会社にすること、これをすごい大事にしています」と話した。

 社内には「社長室はないんですよ。フリーアドレスです」と毎日移動しながら仕事をしていることも笑顔で明かしていた。

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