直木賞作家・今村翔吾氏 経営する書店「佐賀之書店」が1周年「10年、20年と続くよう、皆さんと作っていきたい」
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直木賞作家の今村翔吾氏が24日、経営する佐賀県内の書店「佐賀之書店」で同所の開店1周年記念イベントを開催した。
JR佐賀駅構内にあった書店が撤退し、復活を望む声に押されて昨年12月にオープン。この日は、今村氏が「これからもよろしくお願いします」とあいさつし、1周年の感謝を伝えるくす玉を割ると、会場は温かい拍手に包まれた。
さらに「そして、バトンは渡された」で知られる本屋大賞作家・瀬尾まいこ氏と、今年の第16回角川春樹小説賞を受賞した愛野史香氏のサイン会&トークショーも実施。今村氏は「この1年間で、佐賀の皆さんに本当に沢山の方に知って頂くことができ、ありがとございます」と感謝。「書店というのは出来て終わりではなく、2年、3年と地域とともに歩むことが必要だと思いますので、これから10年、20年と続くように佐賀の皆さんと一緒に作っていく書店にしたいです!」と語った。