ジュノングランプリは高校1年生 香取慎吾もスター性絶賛の15歳・佐藤倖斗さん 13465人の頂点「頭が真っ白」
武田真治、三浦翔平、菅田将暉らを輩出した「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終審査が24日、都内で行われ、応募総数1万3465人の中から埼玉県出身の高校1年生、佐藤倖斗(ゆきと)さん(15)がグランプリに輝いた。ゲスト審査員の香取慎吾(47)は、歌と踊りで魅了したスター性を絶賛し「いつか一緒にお仕事しましょう」とエール。俳優・谷原章介の長男、谷原七音(ななと)さん(20)はフォトジェニック賞を受賞した。
名前を呼ばれた佐藤さんは、信じられないといった表情できょろきょろと周囲を見回した。ステージに並ぶ際、アクシデントで指から出血しており、二重の驚きで「頭が真っ白になってしまいました」と照れ笑いした。
この日はファイナリスト15人が審査に臨み、1次では自由パフォーマンス、2次では名物の告白演技に挑戦した。佐藤さんは1次で歌と踊りを披露。2次では「人気者の先輩にお祭りデートで告白」というシチュエーションをフレッシュに演じ、頂点に上り詰めた。
トロフィーを渡した香取は「歌って踊ってすばらしかったです。ここから大変な道のりが始まると思いますが、頑張ってください」とエール。告白相手を務めた女優の畑芽育(22)は「瞳がものすごく真っすぐで吸い込まれそうになった」と眼力に太鼓判を押した。
昨年も応募し、ベスト200で敗退していただけにリベンジを達成。幼少期、入院していた時に見た「仮面ライダー鎧武」に勇気をもらい、俳優を志したという。名前の「倖」は、母親が「人を幸せにできる人に育ってほしい」との思いを込めて名付けたと明かし「名前に恥じぬよう、誰かを幸せにできる俳優、ヒーローになりたいと思います」とあいさつした。
一方、目標を聞かれると「ローソンのCMに出たいです」と回答。司会のオズワルド・伊藤俊介(35)に「仮面ライダーじゃねえのかよ!」とつっこまれていた。