中村獅童、若い頃の團十郎を「思い切り倒してましたよ」腕相撲 年下でも手加減なし「ちやほやしない」
歌舞伎役者の中村獅童が25日、フジテレビ系「ぽかぽか」で、「絶対に負けてあげない」という教育方針を披露。その中で若かりし頃の市川團十郎との思い出を明かした。
獅童は2人の息子に対し、勝負事は「うちの教育方針。わざと負けてあげることなんか、絶対に負けない。強い者が勝つ!」と、わざと負けてあげることは絶対にしないという。
プロレスごっこもよくするというが、最初こそ技にかけられてあげるというが、すぐに「痛いってこういうことだよ!」とやり返してしまうという。
「ちやほやしないってこと。子どもとたくさん遊んで偉いですねとか言われることもあるけど、遊んであげているのではない。一緒に夢中になっちゃう」と言い、獅童の妻からも、じゃんけんをしては勝ち、子どもが悔しくて泣いてしまうことがあるという証言も寄せられた。
この考えは、獅童が若い時からあったようで「團十郎さんが若い時、新之助さん時代かな。踊りの稽古場が一緒だった」と切り出し「あの人は何かと力比べをしたがる。ちっちゃいときから」と、團十郎から「腕相撲」の対戦を申し込まれることもあったという。「今なんて團十郎さんの方が年上でしょ?なんて言われちゃうけど、若い時の年の差はね。(團十郎は)子どもでぼくが高校生ぐらい」だったといい、腕相撲でも「本当だったら負けてあげれば良かったけど、その時から思い切り倒してましたよ。今だったら完全に負けるけど」と懐かしそうに振り返っていた。