元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が２５日、ＴＢＳ系「ゴゴスマ～ＧｏＧｏ　Ｓｍｉｌｅ」で、兵庫県の斎藤元彦知事の知事選に関わったＰＲ会社がＳＮＳで内情を明かしたことが波紋を呼んでいることに「盛った話なら論外ですが事実なら非常にやばいかなと思う」との考えを述べた。

　この日は斎藤陣営の選挙に関わったＰＲ会社代表がネットで公開した選挙の詳細が、公選法に違反する疑いがあるのではないかと波紋を呼んでいる問題を取り上げた。主体的に選挙に関われば買収となる可能性があるが、斎藤知事側の代理人はあくまでもポスターなどの制作費と主張している。

　東国原は「選挙後に詳細を公にするのはあまり聞いたことがない」といい、この文章をネットにアップする際に「選挙スタッフや選挙のプロ、弁護士が止めなかったのか、相談しなかったのかが疑問。こういうこと、ちょっとあり得ないので」と首を傾げた。

　東国原は「書かれた話が盛った話、嘘の話なら論外ですが、事実なら非常にヤバいかなという感じはしています」ともコメント。斎藤知事側は、法には抵触していないという認識だが、「（文章を発表した）ｎｏｔｅが真実なら企画立案を『提案』したと言ってますからね。『よく聞いていただいた』『任された』とも。依頼されて任されたと認識しているのか、自分が勝手に任されたと思っているのかは、そのへんは詳細を調べないと分からない」としつつ「受注書、契約書があるはずですから、ＰＲ会社の社長はそれを早く公開すべき」とも訴えていた。