純烈 らしさ全開の初武道館 結成当初6人“再現”も リーダー酒井一圭はデビュー曲に感涙
ムード歌謡グループ・純烈が25日、初の日本武道館公演を開催し、7000人を沸かせた。
笑いあり、涙あり、らしさ全開のステージを展開した。タイムスリップして純烈の歴史を振り返る演出の中、元メンバーでジュエリーデザイナーの林田達也さん(42)、焼き肉店店長の友井雄亮さん(44)が登場。22年末卒業の小田井涼平(53)が関西でレギュラー番組に出演していたため、入れ替わりで23年1月に加入した岩永洋昭(45)が代役を務め、結成当初の6人を“再現”した。
リーダーの酒井一圭(49)は6人でデビュー曲「涙の銀座線」を歌う際に感涙。声を詰まらせて歌い出せず、苦楽を共にした白川裕二郎(47)が「リーダーしっかりしろ!」と愛あるツッコミでフォローした。
ダチョウ倶楽部をゲストに招いた「白い雲のように」や来年発売の新曲「奇跡の恋の物語」の初披露など25曲を、当初の予定をオーバーする約3時間に渡って熱演。酒井は「このグループなんでもありやな。やめたやつも出てきて」と照れ笑いし、更なる目標について「また青臭いことを考えないと、と思いました」と思案顔を浮かべた。
続けて「次は海外?どっかに純烈を気に入ってくれるおばちゃんおらんかな。似てるグループも出てきた。そいつら全員たたきのめす!」と怪気炎。年末のレコード大賞、NHK紅白歌合戦まで駆け抜けていく。