FANTASTICS八木勇征、縦型ドラマで「幅が広がった」狂気はらむ教師役で初体験重ねる
FANTASTICS・八木勇征が主演する日本テレビオリジナル企画のショートドラマ「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」の配信が26日、スタートした。
同作は新ショートドラマアプリ「UniReel」の第1弾企画。八木は音楽教師・丸山武を演じている。教師役は初体験だが、卒業式前日に生徒たちを音楽室に集め“最期の授業”の名のもとにデスゲームを仕かけるというハードな役どころ。若手俳優20人が生徒役として出演し、堀未央奈が丸山の恋人で元担任教師役を演じている。
スマホを縦にした画角で配信される「縦型ドラマ」で、撮影もスマホで行われるなど、これまでにない経験もしたという八木。「スマホを縦にして撮ると画面の横幅の部分が極端に狭くなるので、普段のドラマ撮影とは違うのだろうなと感じていました」と難しさも語った。
縦型の画面については「横型の動画に比べていきなりバッと全体の映像が入ってくるなと感じました。シンプルに画力がすごいです」と迫力を感じたという。FANTASTICSのメンバーもこれまでにない「縦型ドラマ」に興味津々。「特に(佐藤)大樹君は『縦型って、どういう感じになるの?』と前のめりになって聞いてくれました」とつかみはOKのようだ。
狂気をはらんだ教師を演じるとあって、生徒役の出演者とはあえて会話をしないようにして撮影に臨むなど、これまでにない方法での役作りも体験した。「丸山を通していろいろな感情に出会うことができました。丸山は、僕の引き出しを増やしてくれたと思えるキャラクターでした。自分自身がこれまで出してこなかった表情や、出してこなかった“心の叫び”のようなものを引き出してくれた作品です」と難役をやり切った達成感を口にした。「僕の役の幅を広げてくれた作品」と画角の横幅は狭くなったが、俳優としての幅が広くなったことに感謝していた。