斎藤兵庫県知事 机バンバン騒動収束 「大変申し訳ございませんでした」谷口相生市長の謝罪を笑顔で受け入れる

 兵庫県知事に再選された斎藤元彦知事が26日、神戸市で開かれた県内の市長、町長らとの懇話会に出席した。会の開始前には、谷口芳紀相生市長から謝罪を受けた。

 谷口市長は知事選中に、斎藤氏とは別の候補者への支持を表明した県内の市長「有志22人」の1人。14日の表明会見では激高したように机をバンバン叩いて斎藤氏を批判。その姿に苦情が殺到していた。

 この日、谷口市長は会の開始時間20分前に会場に到着したが自席には座らず、神妙な面持ちで入り口に立ったまま、斎藤氏の入り待ちをしていた。

 会場に到着した斎藤氏は、谷口市長から「このたびは大変申し訳ございませんでした」と深く頭を下げられ、笑顔で「これからともに頑張りましょう」と頭を下げ返して返答。一連の騒動を“収束”させた。

 懇話会にはオンラインを含め41市長の首長らが出席。斎藤氏は「県政に不安やご心配をかけて申し訳ない」と謝罪し、意見交換を実施した。

 終了後に取材に応じた斎藤氏は「県政の具体的な政策課題をしっかり共有して、これから前に進めていくということでスタートできたということは大変いい会だったと思います」と語った。

 知事選に絡んで持ち上がっている公職選挙法違反疑惑については「公職選挙法を含めた法令に抵触するような事実は私としてはないと認識しています」とした。弁護士同席で説明の場を設けるかには「代理人弁護士に対応をお任せしていますので、どういった形でしていくかはまた相談しながら考えていきたい」と話した。

 谷口市長も取材に応じ、斎藤氏への謝罪は「私の言動の全てについて。斎藤知事さん、すべての方、他の関係各位に迷惑をかけた。選挙の時に気が高ぶっていた。やはりおわびをさせていただかなアカンということ」などと真意を説明した。

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