TBS社長 松本人志の起用質問に「活動休止をしている状況は変わってない」 局幹部、吉本からは「再開決まっていない」説明
TBSの定例社長会見が27日、都内の同局で行われ、ダウンタウン・松本人志(61)が文藝春秋などを相手取った訴訟を取り下げた件に関して、TBSテレビの龍宝正峰社長が言及した。
松本は裁判に注力するため1月から活動を休止。レギュラー出演していた「水曜日のダウンタウン」を1月31日放送回から、「クレイジージャーニー」は2月19日の放送回から姿を消しているが、両番組は松本不在のまま放送を継続している。
龍宝社長は「吉本興業さんからも裁判を終結させたことをご説明いただいた」とした上で、「ただ、松本さんが活動休止をしている状況は変わってない」とし、起用方針については「現時点で決まってることは特にございません」と話した。
また、合田隆信専務取締役は吉本からの説明について、訴訟の終結とともに「その時に活動再開については決まっていませんという話はありました」と説明。そして、「こちらとしても、適切に判断して対応していくというようなお話はしました」と明かした。
松本については、復帰をするにあたり、一連の騒動について記者会見を開くよう求める声が上がっているが、松本の代理人弁護士は「控えざるを得ない」と実施を否定している。これについてTBSとしての意見を求められると、合田専務は「こちらは基本的には先方がお考えになることですので、こちらから何か申し上げることはないというところですかね」と言うにとどめた。