俳優の高橋英樹（８０）が２７日、都内で行われた「第５３回ベストドレッサー」発表・授賞式で特別賞を受賞した。

　時代劇俳優として長く活躍し、着物のイメージも強いが、この日は黒のスリーピーススーツでシックに決めて登場。受賞スピーチでは「うれしい気持ちでいっぱいです。この歳までおしゃれができて感謝です」と語り、現在の年齢について「８０歳になりました。この業界を、６３年間やらせていただいています」と話すと、変わらない若々しさに会場がどよめいた。

　近年はバラエティー番組への出演も増え「（時代劇では）これまであまりにもたくさん人を殺しすぎたから」と苦笑いしながらも、これまで通算で切った人数を「７万人は超えましたね」と驚きの告白。さらに「（最近のテレビでは）チャンバラものも少なくなってきましたが、あと１０００人は切りたいですね」とさらなる活躍を誓った。