元衆院議員の豊田真由子氏が２７日、ＭＢＳ「よんチャンＴＶ」に出演。番組では兵庫県の斎藤元彦知事の選挙問題で、代理人弁護士が開いた会見を一部中継した。

　代理人は、斎藤氏側が支援者に紹介されたＰＲ会社に依頼したのは選挙ポスターなど５項目。約７１万円を支払い、それ以外の支払い、依頼はない。「広報全般を任された」としている女性社長は、「ボランティアの一員」と説明した。

　豊田氏は、自身の選挙経験を踏まえて「金額の話でいうと妥当だと思う。全然、普通の値段」とし、斎藤氏側の説明について「公平中立にファクトは何かなと考えることが大事で、どっちの見方をしているわけでもないですが、今の弁護士の説明を聞いた中で、選挙やった者としては、論理矛盾とか絶対ありえねえよみたいな違和感は、あったようには思わなかった」と述べた。

　「個人でボランティアなら全然いい。実際に、びっくりするくらい選挙活動をボランティアでやってくださる方は多い。選挙は謎が多い」と指摘。

　ポスター制作について「見積もりはもらう」が、自身経験からは「ポスターの発注契約書は作らないと思う。それどころじゃないというのもある。かばってるわけじゃなくて、私の過去のファクトを説明してる」と語った。

　一方で、「分からないのは、じゃあなんで（女性社長が）ｎｏｔｅであんなこと書いたのかなと。そもそも違反の問題以前に守秘義務ってあるでしょとか」と指摘した。