宝塚 花組トップ永久輝せあ トップの羽根は「覚悟と重み」

 宝塚歌劇団花組トップスター永久輝せあが28日、福岡市内のホテルで博多座2025年3月公演「マジシャンの憂鬱/Jubilee(ジュビリー)」(3月8~30)の制作会見に、トップ娘役の星空美咲とともに出席した。

 今月10日に本拠地・宝塚大劇場でトップお披露目公演を終えたばかりの永久輝はトップの証の羽根について「歴代の方が背負われ、覚悟が必要なんだと。重みがあることで、地に足を着けられたという面も。毎日幸せでした」と笑顔を見せた。劇団で最も歴史のある花組を率いているが「男役は花男(はなおとこ)、娘役は花娘(はなむすめ)と名乗る誇りと自覚が花組の強み。みんな明るくて元気な点も舞台の華やかさにつながっている」とアピール。トップに就任したことで「組代表として、お客さまとの架け橋のような役目。そんなお客さまと組のみんなのあたたかさとエネルギーを感じました『感謝』の言葉しかない」と振り返った

 博多座ではマジシャン役を演じるが「トランプを扱ったりするのでドキドキしています」と緊張も。それでも「兄が中・高と手品部だったのでマジックには親近感。私も幼い頃にマジックキットを買ってもらって練習していたんです」といたずらっぽい表情も。「この公演をきっかけに宝塚の、花組の魅力をお届けできれば」と意欲を見せた。

 星空も「ゼロ番(舞台センター)はこんなにもライトがまぶしいんだと。尊敬し信頼する永久輝さんに、信頼してもらえる娘役になりたい」と思いを口に。「博多座でも宝塚の魅力を精いっぱいお届けしたい」と明るい笑顔を見せていた。

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