【The LDH Times】BALLISTIK BOYZ・奥田力也は近本推しの超虎党!「藤川監督は絶対勝てる」
BALLISTIK BOYZ(以下、BBZ)・奥田力也(25)が、勝利にこだわり続けている。BBZは今年5月にデビュー5周年を迎え、11月に初の日本武道館公演を実現。12月4日発売の最新シングル「SAY IT」で新たなグループ像を提示するなど、勝負をかけた1年となった。プライベートでは、根っからの虎党。仕事の合間にも試合チェックを怠らず、虎の勝利を信じ続けた。残りわずかとなった2024年を「勝」と漢字一文字で総括する。
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-9枚目シングルの表題曲「SAY IT」は、どんな楽曲か。
「僕たちは今までヒップホップやR&Bっぽいセクシーな楽曲が多くて、ポップスに振り切る楽曲はやってこなかった。曲の内容もポジティブで、夢や目標を自分の胸にしまっておくのではなく、しっかりと口に発していこうよという歌詞で、ファンの皆さんの背中を押してあげられるような楽曲になりました。ラッパーだけど、今回は初めて歌を歌って、新しい自分を引き出せた。反響もすごかったですし、まさかラッパーが歌うことはなかなかなかったので、そういった部分で新しいスパイスを入れられた。勝負の楽曲になったと思う」
-デビュー5周年の今年はどんな1年だったか。
「漢字一文字なら『勝』。日本武道館という僕たちにとってすごく大切な1日に向けてやってきた。全員が無事に悔いなく終われた。恐怖感やプレッシャーにも勝った自信がある。武道館が終わっても、映像や写真を見て思い出に浸っている。僕自身全く緊張しないタイプだけど、武道館は緊張した。本番までワクワクしていたけど、気持ちのどこかで早く終わらせたいと。寝る前に目をつぶると、アクロバットを失敗している姿を想像していたけど、結果大成功に収められて良かった」
-新曲「SAY IT」も夢を口に出す大切さを訴えている。来年の目標を口にすると。
「来年が本当の勝負年だと思っている。今年よりもさらに大きな規模でライブすることを目標に頑張りたい。個人としては、最近メンバーが個々で活動する機会もあるので、個々の活動でグループがさらに大きくなるきっかけになったら。自分の性格もあるし、バラエティー番組に色々出演したい。パフォーマンスをしている姿とまた違った姿を見せたいですね」
-関西出身だが、阪神ファンなのか。
「超阪神ファンです。小さい頃から阪神は知っているけど、アメリカ留学から帰ってきてハマった。プロ野球のゲームがきっかけだったかも。一時期、グループではやっていたんですよ。シーズン中は常に中継を見ています。ツアー中で、メークとか着替えしている時もスマホで見ています。LDHの阪神ファンの人を集めて『虎党』のグループLINEがある。(メンバーの深堀)未来がロッテの始球式で大暴投していた。いつか甲子園の始球式に呼んでいただいた際には、僕はやっぱり阪神ファンなので、しっかり豪速球を投げて、良い印象を与えたい」
-推し選手は?藤川球児新監督についてどうか。
「好きなのは近本選手ですね。淡路島出身で阪神にすごく愛着を持っている。それがまず“キュンポイント”ですね。阪神にとって大事な選手で、気付いたら好きになっていた。あとは近本さんが僕のお姉ちゃんの旦那さんに顔がそっくりで、自然と親近感が湧いて(笑)。僕の家族はその理由で近本さんを激推ししているんです。藤川球児監督になった。コアな話になりますが、コーチ経験がないから大丈夫なのかと言われていますけど、僕は全然心配してないですね。藤川さんは色んな選手のことを見られている人だから。すごい楽しみです。来年は絶対勝てると思う」
◇奥田 力也(おくだ・りきや)1999年10月12日生まれ。大阪出身。ラップ&パフォーマー担当。14~17年にアーティスト育成プロジェクトで米NYへ留学し、18年にBALLISTIK BOYZを結成。19年5月にメジャーデビューし、マレーシア、タイなどのアジア諸国でライブ出演してきた。英語を話すバイリンガルで、趣味は阪神タイガースを推すこと。作詞やメロディー制作も趣味で、音楽活動を精力的にこなしている。