弁護士の若狭勝氏が２８日、日本テレビ「情報ライブ　ミヤネ屋」に出演。兵庫県知事の斎藤元彦知事と知事選に携わったＰＲ会社の関係が公職選挙法に触れるのではないかと問題視されている話題で、「不可思議な点」と言及した。

　２７日に、斎藤氏の代理人を務める奥見司弁護士が会見。その中で「投稿した理由は確認したのか？」と質問されると、「本当は聞きたいことはあるが、公選法の問題があり、場合によっては共犯関係や賠償・被賠償の関係になるため、相手方に働きかけたり、質問すべきでもないので、実際にしていない」と答えた。

　若狭勝弁護士は「接触すると、口裏合わせをしたとか、プレッシャーをかけたとかという見方を将来されちゃうので、それは控えているという話だと思う」と奥見氏の発言を解釈した。

　その上で「本当に斎藤さん側が全然問題ない、一切法律違反はしていないという確信があるのであれば、むしろ女性社長に電話して、『あなたがウソをついたことによって、こんな大変な事態になって知事職もまともにできるかどうか、仕事ができなくなってきている。どうするんですか？あなたちゃんと会見するなどして、自分がウソついてました。ごまかしてましたぐらい言ったらどう？』と自信があるなら、言った方が女性社長が『実は私が相当、盛ってました。ごめんなさい』っていえば、それでこの案件というのは済んじゃうのに」と疑問視。

　「接触しないというのが不可思議なところ」と首をひねった。