元ミス青学 女子アナ試験の残酷実態を告白 キー局の結果すべて吐露「TBSは全然筆記ができず」えっ?「テレ東は受けなかった」
フリーアナウンサーの新井恵理那が23日放送のテレビ東京「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東時評」に出演。就職活動時に民放キー局を全局受けながら、すべて不合格となった一方で、テレビ東京だけは受験しなかった理由を明かした。
女性アナウンサーを多数輩出している青山学院大時代に、ミス青学に輝くなど、女子アナへの道を着々と進んでいたが、キー局に全敗。その後、フリーアナが多数所属するセント・フォースに入り、売れっ子アナになっていた。
足跡をたどりながら、テレ東の中根舞美アナからは「新井さんはテレビ東京だけは受けなかったと聞いたんですが、本当ですか?」とツッコまれた。
新井は苦笑しつつ、「ちゃんと理由があって。結構、スケジュールが決まっているじゃないですか。最初にTBSとかテレビ朝日があって、日本テレビがあって、フジテレビがあって、その辺りで心が折れてしまって、テレ東はちょっと遅かったんですよね。心が持たず、向いていないわと思って、普通にリクルートスーツに着替えて、普通の一般企業を受けようという感じになっていたんです」とテレ東まで気持ちが持たず、挫折したことを明かした。
さらに中根アナが「各局の進捗は?」と興味津々に聞くと「フジテレビは最終まで残していただいて、テレビ朝日は、カメラ面接まで。TBSは全然筆記試験ができなくて、すぐ落ちちゃった。日本テレビもあっというまにダメだったり」と早い段階で不合格になっていたことを吐露した。
中根アナは「意外ですね。全部最終まで残っている人だと思っていました」と目をまん丸に。新井は「そんなわけないじゃないですか」と話すと、中根アナは「全局受けて、結構、全部いいところまで行きました」と微妙なマウントをとり、新井は「なんかモヤっとするな」と苦笑いするしかなかった。
最終面接までたどり着いたフジテレビの試験は残酷なものだった。「(面接が終わると)『近くで待っていてくれ』みたいな。2時間以内に電話があれば、合格です。ないと落ちている」とお台場近辺で待機を要求されたという。
新井は「電話があったらすぐに戻るから、もしかしたらと思って近くにいるんですけど、どこにいたらいいか分からなくて、お台場のショッピングモールで待っていた。けど電話が鳴らなくて、3時間くらいは希望を持っていたけど、(その後は)トイレで泣いてました」と失意に突き落とされたことを振り返った。