長嶋一茂「痛みガマンもう限界」で人工股関節の手術→想定外の事態に、担当の名医「骨切る機械、壊れた」
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が29日、テレビ朝日系「ザワつく!金曜日」に出演。今年9月に股関節の手術を受けた様子が独占密着映像で放送された。
一茂は、9月20日に生放送された同局系「羽鳥慎一モーニングショー」を欠席。羽鳥アナが「一茂さんなんですが、足の手術をしまして、きのう。ということできょうお休みでございます。うまくいったということです」と報告していた。
「もうツラいねー、これは。痛み感じてるの、24時間。9カ月ぐらい。痛みガマンするのもう限界…」と9カ月間、右股関節の激痛に耐え、最後は杖を手に、足を引きずりながら歩いていた一茂。ついには軟骨がほぼ消えるほどすり減ってしまい、「骨と骨があたる音がする」ほどに。人工関節置換手術の名医として知られる名古屋の藤田医科大学ばんたね病院、金治有彦医師の執刀で人工股関節置換手術を受けることとなった。金治医師いわく「(この)半年で(症状が)末期になってる」と驚いたほどの症状だった。
手術は、大腿骨の先端にある「骨頭」を電動のこぎりで切り始めたところ、突然、停止。一茂の骨の硬さに負けて、のこぎりの刃が欠け、モーターが故障するという事態に。ほかにも「過前捻」(大腿骨の変形)などさまざまな困難がありながら、平均値より長めの1時間6分で手術は終了。術後、同医師は「骨切る機械、壊れた」と伝え、一茂は「骨、硬かったんだ」と反応。20時間後、リハビリに向かう一茂は「慢性的な痛みはなくなった」と話し、「ママも帰ってホッとしてる」とジョークまじりに笑顔を見せていた。