「何てやばいこと言うんだろう?」選挙コンサルタント、公選法違反疑惑でPR会社のSNS発信を疑問視「私がやりましたなんて言わない」
1日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では、斎藤元彦兵庫県知事が知事選でPR会社に依頼したことが公職選挙法などに抵触する可能性があるとの疑惑が問われている問題について特集した。
斎藤知事側は記者会見で違法性を否定しているが、PR会社の経営者がSNSで発信した投稿が物議を醸している。
これまで146回の選挙をサポートし、7月の都知事選では次点となった石丸伸二氏の選対事務局長を務めた選挙コンサルタントの藤川晋之助氏がゲストで登場。選挙プランナーについて「基本的に我々の立場というのは黒子ですからね。黒子としては、こういう問題に対して“私がやりました”なんてのは全く言わない」と説明した。
MCの東野幸治が「こういうふうに発言というか、表立って文章にしない?公にしない?」と問うと、「何てやばいこと言うんだろう?」と首を傾げた。
東野が「最初の感想としては。この人大丈夫なん?って」とさらに聞くと、藤川氏は「有名な選挙プランナーの連中と電話し合って『おいおい大丈夫か』『こんなことされたら、我々仕事ができなくなるじゃないか』と。すべて危ないってなってしまう」と明かした。
選挙プランナーについて「選挙っていうのは、政治活動と選挙運動がある。この中のグレーゾーンが難しい。これを選挙違反にしないために、警察当局と話をしながら『このへんまでは大丈夫ですか?』」とデリケートな仕事だと説明した。
立件の可能性については「今五分五分で。内偵はしていると思いますけど、しかし根本的にまだ警察が動くほどの根拠が成立してないということなんですよね」と推測。最終的には誰が判断するかを問われて、「誰かが告訴すれば、警察がジャッジするわけです。しなかったら、ここで謎のまま終わってしまう」と述べた。