「ふてほど」が年間流行語大賞 宮藤官九郎氏脚本「不適切にもほどがある」 トップ10に「50-50」「裏金問題」など
自由国民社「『現代用語の基礎知識』選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日発表され、「ふてほど」が年間大賞に選ばれた。
「新語・流行語大賞」は、1年の間に発生したさまざまな新語・流行語のなかで、軽妙に世相を衝いたもの、また強烈なインパクトで世上に喧伝されたものに対して新語・流行語に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するというもの。
年間大賞となったTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある」は、宮藤官九郎氏の脚本で昭和からタイムスリップしてきた阿部サダヲ演じる昭和のダメおやじがコンプライアンスの厳しい令和で騒動を巻き起こす笑いあり涙ありのヒューマンコメディー。「ふてほど」の愛称で「ヤバい昭和」をお断りテロップ付きで描き、コンプライアンスにがんじがらめの令和を皮肉る描写が社会現象ともなった。
そのほかのトップテンには「裏金問題」「界隈」「初老ジャパン」「新紙幣」「50-50」「Bling-Bang-Bang-Born」「ホワイト案件」「名言が残せなかった」「もうええでしょう」が選出された。