石丸伸二氏の都知事選手伝った選挙コンサルタント 斎藤知事からも連絡あったと告白 選挙130勝
1日にフジテレビ系で放送された「ワイドナショー」では、兵庫県の斎藤元彦知事とPR会社の関係について特集。ゲストとして、都知事選で石丸伸二氏の選対事務局長を務めた藤川晋之助氏を迎え、石丸氏の選挙戦のすごさを聞いた。
番組によると、藤川氏はこれまでの選挙戦で130勝16敗という圧倒的な勝利を誇り、選挙の神様とも呼ばれている人物。都知事選で165万票以上を獲得し、大旋風を巻き起こした石丸氏の選挙にも関わった。
藤川氏は石丸氏の選挙について「私は、5、60万は取れると思うが、後はやり方次第だなという話をしたが、私の認識がまったく間違っていた」と自身の見込み違いを正直に吐露。「彼の潜在的な、安芸高田時代のYouTubeで広がってきたファンというか、彼の推し、そういう人の数のすごさ、これは驚いた」と振り返った。
ボランティアに関しても「3日で2000人ぐらい集まった。今までの私の選挙では経験できない初めての姿。これは地殻変動が起きると思った」と驚いたと告白。この石丸氏の選挙から「選挙は全く変わった。これまでは地上戦、4割が空中戦でSNSは1割ぐらい。(若者は)選挙に行かないから意味がないと言い続けたが、今はSNSが5割ぐらいまで力を入れた方がいいと変わった」と話した。
ただ「誰がやってもああなるかといったら、そうはならない。悲劇、物語性というものがあることによって、皆さんがスカッとするとういうのを求めてきた」と解説だ。
藤川氏のもとには、今回の兵庫県知事選の斎藤氏からも連絡があったといい「1人ぼっちで選挙、立とうと思っていると。スタッフは数人だけと」と言われたものの、すでに藤川氏は別陣営の立候補者の関係から手伝いはできなかったと明かしていた。