三浦瑠麗氏 上沼恵美子のダブルスタンダード発言に苦言 話題のPR会社社長への断罪に

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。兵庫県知事選挙で再選を果たした斎藤元彦知事の選挙戦を支えたPR会社の女性社長に関する、タレント・上沼恵美子の発言に苦言を呈した。

 上沼は、1日に放送された大阪・読売テレビのバラエティー「上沼・高田のクギズケ!」で、女性社長について「べっぴんさん。きれいな方。圧勝したことがうれしくて、『あたしが当選させたんだよ』って、さも言わんばかりの。うれしくてしゃべりすぎたと言うか、いらんこと。自慢したかったんやね」と指摘し、「やっぱり、女は無口がいい。PR会社やってるんやから、そんなこと言うたらあかん」と断罪していた。

 この発言に三浦氏は「『今世間がたたきたい女』をたたくためには何でもありの日本。上沼恵美子さんのような『ご意見番』が『やっぱり女は無口がいい』とうっかり言えば、その偏見を疑問も持たずにお茶の間に垂れ流してしまう」とコメントした。

 さらに、元首相の森喜朗氏が「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」発言し、謝罪と撤回に追い込まれた件を挙げ、「上沼さん自身、森さんのときに『どうしても『男は--』『女は--』っていうの言う』とわざわざコメントしておられたのにね」と苦言。「せめて自身の行動は鑑みるべきではないでしょうか。自分が言われた時だけ『窮屈』というのはだめですよ」と“ダブルスタンダード”を批判した。

 兵庫県知事選を巡っては、PR会社の女性社長がSNSに記した活動内容が公職選挙法や政治資金規正法に違反する恐れがあると指摘され、物議を醸している。

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