阿部サダヲ「宮藤さんはすごいな」流行語大賞に『ふてほど』決定も「自分たちで言ったことない」
今年を代表する言葉を決める「2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2日、都内で開かれ、年間大賞に1月期に放送されたTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が選ばれた。ドジャース・大谷翔平選手(30)の「50-50」は逃し、野球界から4年連続とはならなかった。
同作の主演・阿部サダヲ(54)がスーツ姿で表彰式に出席。「正直『ふてほど』って自分たちで言ったことないんですけど」と照れつつ、「ドラマ全体が評価されたみたいで光栄です」と喜んだ。同作は宮藤官九郎氏(54)脚本で主演の阿部演じる“昭和のおじさん”小川市郎がタイムスリップし、令和で“不適切”な発言をさく裂させるオリジナルストーリー。コンプラに厳格な現代に問題提起し話題となった。
ドラマ関連ワードでは宮藤氏の手がけたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」が選出された13年以来、11年ぶり。またしても宮藤氏の作品で、阿部も「宮藤さんはすごいな」と驚きを隠せなかった。この年はTBS系「半沢直樹」の「倍返し」も選出されている。
最後に阿部は「大谷(翔平)さんの(50-50)じゃないんですね」と笑いを誘い、「すごく手応えが今まで演じた中で一番あった。どこへいってもおもしろいと言われた。役者さんからも出たいという方もいた」と胸を張った。