澤村精四郎 涙の口上披露 兄と慕う中村獅童は「何を泣いているんでやんすか」 「十二月大歌舞伎」初日迎える

 「あらしのよるに」より、ばりい役の澤村國矢改め澤村精四郎(左)と、がぶ役の中村獅童©松竹
 「あらしのよるに」より、ぎろ役の尾上松緑(左)と、がぶ役の中村獅童©松竹
 「あらしのよるに」より、がぶ役の中村獅童(左)と、めい役の尾上菊之助©松竹
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 東京・歌舞伎座で3日、「十二月大歌舞伎」(26日まで)が初日を迎え、第一部「あらしのよるに」の劇中で、澤村藤十郎の芸養子となり、師匠の前名を襲名した澤村精四郎(きよしろう=46)が口上を披露した。

 一般家庭出身の精四郎は感謝とともに「紀伊国屋の繁栄、そして、門閥外にとっての希望ある歌舞伎界のため、何とぞご後援のほどをひとえにお願い申し上げ奉る次第にござりまする」と涙ながらにあいさつした。

 精四郎が兄と慕う中村獅童(52)は、「何を泣いているんでやんすか」とフォロー。涙を拭う精四郎には「紀伊國屋」「二代目」と大向こうが響いた。

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