【山田美保子のミホコは見ていた!】紅白初出場・新浜レオンへの出演オファー激増

 「第75回NHK紅白歌合戦」初出場を決めた新浜レオンへのメディアからのオファーが激増中だ。

 発表後、もっとも大きく紙面を割いたり、レオンの名前を見出しに入れたりしたのはスポーツ紙。デビュー以来、紅白出場を目標に掲げ続けてきたレオンが記者らにとっていかに思い入れが強い存在だったことがわかる。

 そして週刊誌だ。活版には出場歌手決定までの分析が出たものだが、グラビアではレオンのアップと共に、レオン語で締めくくられるポジティブな記事が掲載されていた。恐らく今後は女性週刊誌や月刊誌などにも、かつての氷川きよしや山内惠介、純烈などと同様に、定期的にレオンの特集記事が組まれることだろう。

 テレビ番組への露出も11月13日の「笑ってコラえて!」(日本テレビ系)以来、本数を増やしている。“笑コラ”と言えば、MCはレオンの「全てあげよう」の作詞作曲者でもある所ジョージで、同曲は「第66回日本レコード大賞」の作曲賞に輝いている。もちろん、12月30日にも2人はステージで共演する。

 さらには11月25日に生出演&生歌唱をした「旬感LIVEとれたてっ!」(カンテレ)を始めとする全国の情報ワイドショーからのオファーも続いている。自身も「ちば朝ライブ モーニングこんぱす」(チバテレ)のパーソナリティを務めているので生放送は大得意。しかも、所に加えて、「全て~」のプロデューサー、木梨憲武との交流から、父で演歌歌手の高城靖雄が「伯方の塩」のCMソングを歌っていたので「家じゅう塩だらけ」という“お約束”までトークネタには困らない。

 他にも、まだ情報解禁はされていないが、お笑い芸人がMCを務める複数の音楽番組の収録が済んでいるとも聞く。

 「紅白初出場」とは、それほど大きなニュースであり、ここまで多くの副産物が付いて来るということなのかというと、それだけではないと思う。

 リリースイベントをしてきた各地のレコード店や商業施設、キャンペーンで訪れた全国のラジオ局やテレビ局のスタッフがXにコメントをポストしたり、手書きPOPで祝福したりするのを見るにつけ、レオンがこれまで地道に努力を重ねて続けてきたことが多くの人に伝わり、実を結んだのだ。

 「全てあげよう」は、2024年のオリコン演歌・歌謡シングルランキングトップ10入りの最長記録を更新中。これは通過点ではあるが、大晦日に向けて新浜レオンはまだまだ頂上を目指す。

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