蘭寿とむ、出産後初舞台「時間が足りないっ」 宝塚100周年時のトップそろい踏み!
宝塚歌劇団創立100周年を彩った各組トップスター5人が集結する「RUNWAY」のゲネプロが3日、大阪・梅田芸術劇場で行われた。元花組トップスターの蘭寿とむは2022年4月に第1子出産を報告後、初のステージとなった。
蘭寿は16年に、タレントの松岡修造のいとこにあたる一般男性と結婚。46歳で第1子を出産した。7~9月に放送されたTBS系「ブラックペアン シーズン2」で堀越麗禾演じる繁野結衣役の母・麻美役でドラマ復帰し、今回が満を持しての舞台復帰となった。
蘭寿は1994年、過去最高倍率の48・25倍の難関を突破して、宝塚音楽学校に首席入学。96年、82期生として首席入団し、同期には今回同じくステージを彩った元雪組トップスターの壮一帆がいる。
この日は花組だった蘭寿、月組の龍真咲、雪組の壮、星組の柚希礼音、宙組の凰稀かなめら100周年時のトップをはじめ、元星組の北翔海莉、今年5月に退団したばかりの元花組の柚香光らが出演。100周年当時の、それぞれのショーの主題歌や宝塚の名曲を披露し、華麗な舞台を繰り広げた。
またトークコーナーでは100周年式典で楽譜を開くタイミングをそろえる苦労話や、失敗談を披露。蘭寿は「面白すぎてもっと聞きたいのに時間が足りないっ!」と悲鳴を上げていた。
大阪公演は4~15日。KAAT神奈川芸術劇場で21~29日。