「おむすび」美佐江(キムラ緑子)が渡辺(緒形直人)を嫌う理由が重かった ネットも反応様々【ネタバレ】
4日に放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」では、美佐江(キムラ緑子)が、渡辺(緒形直人)とどうしても仲直りできない理由を告白した。
この日の「おむすび」では、結(橋本環奈)が、炊き出しのヒントをもらおうと、美佐江のパン店を訪ねる。そこで会話しながら、美佐江が震災後、惣菜店からパン店に変えた理由などを訥々と語る。
「なんでもよかったんよ、あんときは。あんときはみんな俯いて暗くてな。でも下向いても何も変わらへん」と一念発起。銀行にお金を借りて「商店街で真っ先にお店を建て直した。そしたらじょじょに他の人も続いてくれた」と振り返った。
だが「なべさんだけは変わらんかった…。あの人だけはずっとうつむいたまま」といい、「毎日毎日墓参りして。辛気臭いわ」とバッサリ。
結が「一人娘が亡くなって、しょうがないと思いますけど」と言い「そろそろ仲直りしませんか」と提案。だが美佐江は「大人はそう簡単やない」といい「あの人だけやないんよ。うちの兄貴も、兄貴の奥さんも死んだ」という過去を吐露。「悲しんで戻ってくるならなんぼでも泣く。でも死んだ人は戻ってこない。うちらは生きなあかん。せやからあの人を見るとイライラすんねん」と、渡辺を嫌う理由を明かした。
ネットではいつも明るい美佐江の過去に「美佐江さんも家族を失っていた…」「わかる…わかるよ、美佐江さん…」「美佐江さんの『家族失ったんはあの人だけや無い』のド直球」「『あの人だけやない。』言われて見れば、その通りだね」「美佐江さんの気持ちもわかるけど、ずっと前を向きたくない、留まっていたいナベさんの気持ちもわかるよな」「悲しみからの立ち直り方は人それぞれだからなぁ」「美佐江がナベさんを嫌う理由が重たい」など、さまざまな反応が上がっていた。